去る2011年、東日本大震災の影響により夏に延期されたARABAKI ROCK FEST.11の大トリMICHINOKU STAGEにて開催された前代未聞のギターセッション企画「GTGGTR祭」。
GRAPEVINEとTheatre BrookというARABAKI ROCK FEST.に縁の深い2組が母体となり様々なゲストを迎えて「GUITAR」をキーワードに洋楽邦楽問わず、ギターのカッコイイ楽曲を演奏するという企画。
ARABAKI ROCK FEST.11の歴史に残る象徴的なステージは、震災復興の願いを込め、大胆にもU2のBonoへ出演を依頼したところ出演こそ適わなかったものの、U2全員による「ONE」の演奏とともに熱いビデオメッセージが届く等、奇跡の展開となった。
あれから2年が経過しようとする2013年の開催を前に、2011年のGTGGTR祭の映像を振り返りながら思った。
『日本は、東北はまだ何も解決していないし、「GTR祭」も、震災後に掲げた最終目標を達成されていない。GTR祭には、まだ、U2を、Bonoを呼べていない!』
そう思い立ち、まず、中心メンバーであるGRAPEVINEとTheatre Brookの2組に相談し、2バンドの中からの抜擢メンバーと、企画に熱く賛同して下さったメンバーにより緊急に計画された「GTR祭2013」。
再び目標へ向う一大セッション企画の舞台として選んだステージは、佐藤タイジ氏と田中和将氏が深く交流を深めるきっかけであった2002年開催のARABAKI ROCK CIRCUIT秋田編「鰰(はたはた)の叫ぶ声」にまで遡り、そこから命名された「HATAHATA」から始めたいと考え、2013年のHATAHATAはGTR祭2DAYSとした。
再び目標を掲げた荒吐流、GUITARの祭典「GTR祭」は、いつか必ず、U2をゲストに迎えることを誓い前に進む。
■出演
<HOUSE BAND>
Gt&Vo:佐藤タイジ(Theatre Brook)
Gt&Vo:藤井一彦(THE GROOVERS)
Key:エマーソン北村(Theatre Brook)
Ba:中條卓(Theatre Brook)
Dr:亀井亨(GRAPEVINE)
Dr:阿部耕作(THE COLLECTORS)
Vo&Cho:うつみようこ
Vo&Cho:福原美穂
Vo&Cho:Leyona
<SESSION GUEST>
4月27日
田中和将(GRAPEVINE)
JESSE(RIZE)
MIYAVI
フジイケンジ(The Birthday)
ウエノコウジ
4月28日
田中和将(GRAPEVINE)
山中さわお(the pillows)
古市コータロー(THE COLLECTORS)
生形真一(Nothing's Carved In Stone)